東京の人は冷たい?

東京には、実に多くの人がいる。人が大勢いると、困っている人がいても、「誰かが手を貸すだろう」という心理に陥りがちだ。その結果周囲に無関心になり、困っている人を助けなくなってしまう。上京した人が「東京の人は冷たい」と感じてしまうのは、こうした集団心理が働くためだろう。ただし、誰しもが冷たいわけではない。お年寄りや旅行者、子供が困っているとき、積極的に手助けを行う人は必ず存在する。むしろ自分自身が手助けしようという気持ちで行動すれば、その動きは多くの人に影響を与え、支援の輪は広がるだろう。